冬にだけ気持ちが落ち込む「冬季うつ病」というモノがあるらしい
冬という季節、なんだか気分が落ち込んだりすることがないだろうか。
僕は冬な苦手なタイプで気分が落ち込みがちだ。
ただただ「寒い」というだけでも十分に厳しさを感じる。
心に余裕がなり、とてつもない閉塞感を感じる。
必要以上に感傷的になったり、頭が働かなくなったりする。
冬の時期に退職エントリも多いことだし、きっとこういう季節なのだろうとは思う。
ふと、なぜこんな症状になりやすいのだろうかと調べてみた。
すると、なんと冬季うつ病というものがあるらしいことを知った。
ja.wikipedia.org
冬季うつ病とは...
とりあえず、ウィキペディアからの引用。
季節性情動障害(きせつせいじょうどうしょうがい、英: Seasonal Affective Disorder; SAD)、季節性感情障害とは、うつ病のサブタイプの一つで、ある季節にのみ、体のだるさや疲れやすさ、気分の落ち込みなどの症状が出る気分障害。冬季うつ病 (Winter Depression)、季節性うつ病(Seasonal depression)ともいう。
(中略)
西洋圏や日本では一般に、秋か冬に発症し春になると治る。
(中略)
抑うつ、倦怠感、気力の低下、過眠、過食、体重増加、炭水化物への渇望がみられる。
― 季節性情動障害 - Wikipedia
まさに僕の症状と一致しているなー。
見当さえつけば原因を調べて対策をすればよい。
えんじにゃーりんぐである。
冬期うつ病の原因
理由は不確定で様々な仮説があるらしい。
- 高緯度地域で発生しやすく、女性や若年者に多い
- 冬の日照時間の減少が関係している可能性がある
- メラトニンの分泌タイミングが遅れて、睡眠相が後退し概日リズムが崩れるらしい
- 睡眠相後退症候群 - Wikipedia が関係している?
- メラトニンの分泌タイミングが遅れて、睡眠相が後退し概日リズムが崩れるらしい
- 光の刺激が減ることでセロトニンやドーパミンが減少して、うつっぽくなる
12月〜2月の自身の生活を振り返ると、「冬の日照時間の減少が関係している可能性がある」はありそうだなーと思った。
というのも、入眠時間が普段よりも1〜2時間くらい後ろにズレていたからだ。
対策を考える
もう3月に入っていて、改善しつつある...。
とはいえ、来年も冬は来るので対策を考えたい。
【冬を避ける】
- 赤道に近い国(シンガポール、ハワイ、インドネシア、etc...)で働く
- いっそ、冬だけリモートワークで働く?
- 現地企業に転職するか...
【睡眠時間が崩れない工夫をする】
概日リズムのバグが原因であるとすると、その治療法を参考にしたい。
- カフェインなどの刺激剤を避けること
- 昼寝を慎重に取る
- 毎日1-2時間ずつ寝る時間を遅らせたり早めたりして調節する
- 寝る前に酒を飲まない
なるほどー、って感じ。
忙しくなるとカフェインを19時以降もバンバン飲んでた人間なので、「オッ...、これは...」ってなってしまった。
【医学的療法もあるらしい】
- 光療法
- 薬物療法
- メラトニンのタイミングを見極めた服用
- 心理療法
とりあえず対策になりうるものを集めて並べてみた。
今後は、もう少し科学的根拠を掘り下げて調べた上で有効性のありそうなモノを選んで試したい。