「新しい文章力の教室」を読んだ。
私は文章力の低さや書くことに対する心理的な抵抗感を持っていることを、ずっと課題に思ってきました。
この抵抗感を生み出しているのは文章を書く機会が少ないからだと考えて、書くことの苦手意識を克服するためにブログをはじめました。
しかし書きたい内容があっても、どう書けばいいのかがわからずに困り果てていました。
よしんば書けたとしても公開後の文章を読み返すたびに、誤字脱字や文章のくどさに気がついて恥ずかしい思いをよくしています。
そこで体系的な文章の書き方をインプットして、書けない状況から脱却し質の高い文章を書きたいと考えてこの本を手に取りました。
この本自身が良い文章のお手本と言っても過言ではない
この本はカルチャーニュースサイト「ナタリー」で、文章教室「唐木ゼミ」にて筆者が講義していた内容を一般向けにした本です。
良い文章を「完読させる文章」と定義して、そこに至るためにどうすれば良いのかを指導してくれます。
この本自体が「完読させる文章」のお手本だと思えるほど、スッと入ってくる読み味でサクサクと読むことができ、本の内容に説得力を感じました。
ひととおりの基礎的な「文章の書き方」を学べる
本書をざっとまとめると以下の三点になります。
- 文章を書くためのフレームワーク「構造シート」
- 文章を磨くための校正のポイント
- 読ませる文にするためのTIPS
どれも納得感を感じるような内容で、すぐにでも実践したくなるものでした。
この本の内容を実践するのにあると便利だった道具
nuboard
持ち歩き用ホワイトボードです。
本の内容を実践すると、構造シートをたくさん書くことになります。
最初のうちは構造シートを手書きすることが推奨されており、書き捨てをしやすいホワイトボードがとても重宝しました。
この本の内容に関わらず、持ってると便利なアイテムです。
ちょっと実践してみた
読んで学んだことを思い出しながら、このPostで実践してみました。
最後まで読んでいただけたでしょうか。
少しでも読みやすい文章になっていれば幸いです。
もっと読み返したり実践を繰り返したりして、より良い文章力を身に着けていこうと思います。