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コミュ障を治すために「人生が変わる会話術」を読んだ

丘村奈央子の「人生が変わる会話術」を読んだ。

人生が変わる会話術

人生が変わる会話術

【本エントリの要約】
会話の話題に困りがちな方にオススメ。
特に会話を相手との共通点から探してきた人には特効薬になるかも。

読んだキッカケ

僕は常々とコミュニケーション能力には課題を感じてきた。
特に頻繁に顔を合わせるが共通の趣味を持たない人との会話ほど、話題が見つからずに気まずい状況になることが多い。
初対面の際に使えるような当たり障りのない話題がすでに尽きているからだ。

過去に「話し上手になれれば、自然と話題が浮かぶのだろうか」と悩んで、数冊のコミュニケーションのノウハウ本を読んだことがある。
どの本も自分自身が実践できる水準には達していないと感じるような内容だった。
というのも、話題が浮かぶことは前提にされていたり、「それができたら苦労していない」と言いたくなるテクニックだったりしたからだ。

けれども、コミュニケーションの課題を放置するわけにはいかず、めげずに解決の糸口を探すべくインターネットサーフィンをしていた。

そんななかで以下の書評を見つけ、本書に興味を持った。
note.mu

普段はこうしたタイトルの本には興味を持つことがあまりないのだが、自分との違いに着目するという点に惹かれて購入したのだった。

この本から学んだ内容サマリ

  • 会話相手との共通点を無理に探さず、違いを話題にしてしまおう
  • 違いに着目するためには相手の話に興味を持つことが大事
    • そのためには、相手から情報をいただいているという心構えを持つと良いかも
      • 相手の視点というのは、決して自分だけでは手に入れられないからね
  • 次に話すことを考えるあまり、相手の話を聞いていなかったら本末転倒

感想

会話を共通点から探す自分にとっては、目からウロコが落ちた。
たった一つのシンプルな視点を得るだけで、これほど会話を気負わずに済むのかと驚いた。

コミュ障の特効薬のようだ、とも思えた。
この点だけでも、本書に出会えてよかったなと思う。

また、次に話すことを考えるあまり、相手の話をあまり聞いていないというくだりが図星で、 これまでの自分は会話相手にとても失礼なことをしていたなと、読みながら「ごめんなさい」と反省をしていた。
この反省の視点を得られたことにも感謝している。

タイトルの通りに「人生が変わる」本になるかもしれないなぁという期待感で胸がいっぱいになっている。
本書を読み終えた今後の自分に期待してほしい。